我が家の姫誕生と出産のお話。
2005年2月10日午後5時52分、相模原の
総合相模更生病院で、我が家の小さなかわいい姫が
誕生しました。
生まれた瞬間、小さな産声をあげましたが、
羊水をかなり飲んでいて、かかとに少々チアノーゼ反応が。
次の日まで保育器の中で過ごしました。
顔も体も毛むくじゃらで、何よりも吸引分娩のために
頭がとんがって生まれてきたので、パパママはちょっと心配しました。
体を洗ってもらう前の姫に声をかけたら、私の方をちらっと
見たのです。すごく感動しました。
でも抱っこはママよりも、分娩室の外で1日中つきっきりでいてくれた
パパのほうが先でした。
我が家のお姫さまは誰からも愛されるように「あかり」と
ひらがなで名づけられました。(パパが考えたよ♪)
*******
ここで生まれるまでのお話を少し。。。
まだ外も薄暗い早朝、私は重いお腹を抱えながらトイレに
起きました。
昨日はいとこがやって来て、娘の使ったクーファンと
ベビーバスを置いていってくれました。
それらを横目にまだ起きるのには早かったので、
もう一眠りするかなと布団の中に戻ったとたん、
なんだか尋常ではない出来事が・・・
「破水だ!!!」
1月末からお産準備のために実家に帰っていた私。
2階で眠っている父と母を起こし、父の車で
急いで病院へ行きました。
お腹の子に早く会えるという嬉しい気持ちでいっぱいでした。
予定日は15日なのに早めの出産になるのね・・・
昨日いとこが来るから廊下の雑巾がけを張り切ったせいかも。
即入院し、破水しているために抗生物質を点滴されました。
点滴なんて生まれて初めての経験でしたね。
予定日よりも5日早くの破水だったためもあり、
姫の頭が完全に骨盤の中にすっぽり降りておらず、
陣痛がやってきては遠のき、結局、生まれたのは
次の日の夕方でした。
回旋異常で帝王切開になるかもしれなかった出産。
私の骨盤が大きめということで、どうにか自然分娩の
方向にいきました。
順調にお産も進んでいましたが、途中で吸引分娩に。
長い陣痛の痛さで2食も抜いたせいで、私の体力が
消耗していたのです。
姫は頑張っているというのに!
そしてどうにか無事に出産を終えることができました。
後から出てきた胎盤を見て、先生から胎盤早期剥離に
なりかけていたと言われました。ひぇ~・・・
早期剥離って尋常ではない痛みだと聞いたことがあるので、
姫が少し予定を早め、それになるのをのがしてくれたのかも。
陣痛はそれはそれは言葉に表せないほど痛かったけれど、
時間が経てば忘れちゃうって話、本当ですね。
だから2人目、3人目を産もうという気持ちが出てくるのですね。
でもあまりの痛さに「いててぇ~・・・」と独り言を言いながら
気を紛らわしたり、どうにもならないのにナースコールを連打して
忙しい看護士さんたちを振り回していた私なのでした。